本マルシェは、東日本大震災で被災し、原発事故による風評被害を受ける福島県を支援しようと2011年に初開催しました。2013年には宮城県が加わり、福島・宮城両県の店舗を迎えて継続的に開催しています。

　開会式では、両県の東京事務所より、復興が着実に進む一方、いまだ残る風評被害の影響や、現在も多くの方々が不自由な生活を余儀なくされている状況などについて報告がありました。また、10月に発生した台風19号により復興途上の地域が「二重被災」となった話に、復興・再生への道のりの厳しさを共有しました。

　「うまいもの市場」には、2県合わせて12店舗が出店し、地酒や調味料、果物、お菓子や各種加工品など、両県自慢の品々を販売しました。また、当社が地方創生事業の一環としてブランド構築などを支援する「都の杜・仙台」も初出店しました。会場には当グループの役員および社員など延べ842名が訪れ、盛況のうちに終了しました。

　今後も、当グループの新しいコーポレートブランド「TOMOWEL（トモウェル）」に込めた、「関わるすべてと共に良い関係であり、未来を創り拡げていく」という想いのもと、CSR活動の実践に努め、復興支援に継続して取り組んでいきます。