kpcsr2019
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地球温暖化対策 パリ協定(COP21)などの地球温暖化防止に向けた国際的な取り組みへの対応として、「エネルギー適正管理指針」に基づき、「温暖化対策部会」を中心に活動しています。事業所ごとに徹底したエネルギー管理や設備の見直しを行うとともに、メガソーラー級の太陽光発電の導入など、低炭素社会の実現に向けた温室効果ガス(GHG)の排出削減や省エネルギー化に取り組んでいます。 2018年度は、工場棟増設に伴うGHG排出量の増加分を、徹底的な削減努力により前年同水準に抑えました。一方、エネルギー使用量は増加分を吸収できず2.6%増となりました。今後も引き続きエネルギーの管理とより一層の削減に努めていきます。汚染防止 環境負荷の低減と汚染防止を目的に、事業所ごとに実態把握と適正処理を実施しています。法や条例の基準よりも厳しい自主管理基準を定め、作業量の増減や気候変動に伴う排出負荷変動に対処しています。● 大気汚染防止 NOx排出量は、工場棟増設に伴うボイラー設備の増強により13.3%の増加となりました。 VOC排出量は、インキのUV化や洗浄剤などの代替を積極的に進めた結果、2018年度は前年度比3.7%の削減となりました。● 水質汚濁防止 2018年度は、排水処理方法の変更に伴い、一時的に例年を超えるBOD値が検出されました。現在は追加対策を施し、例年並みの排出量に抑制しています。地球とともに環境◆ エネルギー使用量と原単位の推移◆ GHG排出量と原単位の推移◆ NOx排出量の推移◆ BOD排出量推移◆ VOC排出量の推移VOC削減率 2010年度比 52.3%削減地球とともに36 共同印刷グループ CSR報告書 2019

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