環境マネジメント 環境経営をグループ全体で推進していくために、ISO14001:2015に基づいた環境マネジメントシステムを運用しています。主要グループ会社を含む各拠点を統合して認証を取得し、グループ全体で環境への取り組みを推進しています。● 環境マネジメント(EMS)推進体制 「グループ環境方針」に基づき、担当執行役員を委員長とする「グループ環境委員会」を環境経営の中核機関として設置し、「グループ環境方針」や「環境ビジョン」の策定および全社的な活動施策立案を行っています。専門的な環境テーマについては専門部会を通じて推進しています。活動はモニタリングによる継続的な改善を行い、マネジメントレビューにより毎年見直しを行っています。 各事業所やグループ会社では、個別の環境委員会を開催し、より実践的な環境活動を行っています。● 環境教育体制 全グループの役員と従業員に対して環境教育を行っています。また、環境内部監査員の有資格者に毎年フォローアップ研修を実施し、監査の力量を維持しています。● 環境リスク 環境法規制への対応や、環境汚染予防のためのリスク評価、定期監視によるリスク発見などの環境リスクマネジメントを推進しています。また、事故や災害による環境クライシスへの対策や緊急対応訓練などにも取り組んでいます。● 環境コンプライアンス 2018年度の環境面における行政からの指摘事項は0件でした。また、グループ全体での苦情は4件で、内訳は騒音が2件、臭気が1件、敷地の植栽が歩道にはみ出しているとの指摘が1件でした。 いずれも事実確認の上、速やかに対処、是正しました。Web共同印刷グループ環境方針https://www.kyodoprinting.co.jp/social-environment/earth/index.html#03地球とともに暮らしに深く関わる“印刷”を通じて、地球環境の保全と持続可能な社会の実現に向け、環境経営を推進します。環境地球とともに従業員や家族に向けた環境意識向上の取り組み 当グループは、環境意識の啓蒙およびCSRへの関心を実体験から引き出すことを目的に「自然観察会」を開催しています。2018年度は、自然の楽しみ方を熟知した専門家のもと、多摩川の中流域に生息する生き物を観察しました。参加者は、すくい上げた網のなかに、ヨシノボリやシマドジョウといった魚、ヤゴ、トビケラをはじめとする昆虫の幼虫などを見つけるたびに歓声をあげ、川のなかに多くの生命が息づいていることを実感しました。TOPICS34 共同印刷グループ CSR報告書 2019
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