kpcsr2019
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人権の尊重 共同印刷グループは、「すべての人々の人権を尊重する」ことを、行動規範である「倫理綱領」に定めています。ステークホルダーの多様性や人格、個性を尊重するとともに、従業員の能力を十分に発揮できる企業組織をめざして施策を講じています。 ハラスメントなどの社内の人権問題に関わる相談については、人事部、労働組合、本社診療所が窓口を設けて対応しています。 社外のサプライヤーに対しては、「CSR調達基準」や「取引基本契約書」で人権や労働慣行などについて規定し、遵守を求めるとともに、セルフチェック形式の調査を毎年行っています。(P31参照)● 労使関係 当社は、国際規範に則り、労働者の結社の自由を保障しています。共同印刷労働組合とは労働協約を締結し、団結権、団体交渉権、団体行動権を労働者の権利として尊重しています。労働法規の精神に基づき、会社、労働組合双方が対等な立場で企業の繁栄と従業員の労働条件の安定向上に努めることを相互に確認しています。◆ 従業員関連データ集        (2019年3月31日現在)201620172018従業員数1,941名1,897名1,905名女性従業員数(比率)316名(16.3%)332名(17.5%)343名(18.0%)女性取締役数1名1名1名女性管理職数(比率)16名(4.1%)17名(4.2%)19名(4.7%)障がい者雇用率2.00%2.03%2.22%定年退職者再雇用率※1100%100%100%有給休暇取得率46.3%48.7%50.1%育児休業取得者42名52名51名うち男性取得者1名1名1名勤務時間短縮勤務者61名67名(うち介護 時短1名)※261名共同印刷単体(契約社員含まず)※1再雇用希望者から算出 ※2休職者含まずダイバーシティ&インクルージョン● 働き方改革 社員とその家族の健康で充実した生活は、グループの持続的な成長に不可欠です。 ダイバーシティ推進、労働時間の削減、柔軟な働き方への取り組みで「人を大切にする経営」を実現し、従業員の生産性やモチベーションを最大限に高めていくための基盤整備を行っています。 2018年度は中期経営計画で「働き方改革の実行と人材育成プランの充実」を掲げ、「働き方改革宣言」を公表。新設した「働き方改革推進室」を中心として、人・時間・場所の多様化に対する取り組み「トモウェル いい顔 アクション」を基盤に、従業員がやりがいを持って生き生きと働ける環境づくりを推進しています。● ダイバーシティ 「人を大切にする企業」の実現をめざし、従業員の多様性を尊重しています。 女性社員の能力発揮支援として、「女性社員の登用促進」「女性社員の能力発揮支援」「仕事と家庭の両立支援体制の整備」を中心に取り組みを進めています。 育児や介護などの状況にあっても能力を発揮し続けたいと思える職場環境の実現と、幹部職員に占める女性の比率5%以上(2019年度からは、2021年度までに7%以上)とする行動計画を策定し、活動しています。 高年齢者については、65歳まで再雇用する「エルダー社員とともに企業の成長は、社員の成長とともにあると捉え、社員の人権を尊重し、多様な個性と能力を発揮できる環境づくりに努めています。人権・労働慣行「トモウェル いい顔 アクション」キャラクター「ミライ(左)&サク(右)」Web働き方改革宣言https://www.kyodoprinting.co.jp/release/2018/20180727-2354.html再雇用希望の定年退職者再雇用率 100%社員とともに28 共同印刷グループ CSR報告書 2019

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