kpcsr2019
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製品の安全と品質● 品質保証体制 「共同印刷グループ品質方針」に基づいた、品質保証活動に関わる推進機関として、担当執行役員を委員長とする「品質保証委員会」を設置し、お客さま第一の視点に立った継続的な品質改善に取り組んでいます。 委員会ではPDCAによる継続的な改善活動を行うとともに、毎年のマネジメントレビューによる見直しを行っています。● 品質保証教育 当社では製品・サービスの品質をより高いレベルへ向上させるために、入社時からさまざまな品質保証教育を行っています。 各工場単位で一般職に最も近い職位の管理職に対する研修や、製造アドバイザーによる教育に加え、各製造部門の実情に合わせた独自教育も実施し、品質向上に努めています。● 品質保証監査体制 各事業部門の品質保証委員会に対し、職場巡視や監査を定期的に行っています。製品だけでなくサービスについても管理要領書の見直しや専門部会を発足させるなど、実効性のある体制を構築しています。● 製品安全推進体制 当グループは、製品ライフサイクルを通じて、お客さまに安心してお使いいただけるモノづくりをめざしています。製造物責任(PL)および製品安全(PS)に対する施策を推進するために、担当執行役員を委員長とする「製品安全委員会」を設置し、新規開発品から販促物などの提案品にいたるまでの製品安全評価を行っています。また、分科会や専門部会を通じて、専門的な安全性の審査・運用にも取り組んでいます。活動はグループ全体を対象としており、マネジメントレビューにより毎年見直しを行っています。 2018年度は製造物責任(PL)・製品安全(PS)の意識向上を目的とし、営業部門および製造部門を対象にPL教育を実施しました。お客さまとともに生活、文化を豊かにする印刷物の提供には、安全と品質が第一です。厳正な情報管理体制のもと、技術や品質を高め、高い付加価値のある製品・サービスの提供に努めます。消費者課題Web共同印刷グループ品質方針https://www.kyodoprinting.co.jp/social-environment/customer/index.html#section01新規開発製品の製品安全評価審査率 100%お客さまとともに QCD(品質[Quality]、コスト[Cost]、納期 [Delivery])を高めて合理性と数値を追求することは、生産性向上の基盤です。しかし、時代の変化と共に、数値や結果を重視した取り組みのみで、従業員の能力を向上させることは難しくなりつつあります。 企業の持続的な成長には、最大の資産である「ヒト」、つまり従業員の潜在能力を引き出すことが不可欠です。そこで、組織と人の育成を目的とした新しい生産活動を2019年度に開始すべく、2018年10月から準備に着手しました。この活動は、工場で働く全員が、数値目標によらないプロセス重視の課題解決に向けて「人財の育成」、「職場の活性化」を行うボトムアップ型の取り組みです。“品質・生産性の向上”・“環境側面の改善”などを実現し、“高次元の現場力”を手に入れることをめざします。現場力を高める人財育成活動に着手TOPICS鶴ヶ島工場で開催したリーダー研修26 共同印刷グループ CSR報告書 2019

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