kpcsr2019
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企業倫理と法令遵守● コンプライアンス体制 共同印刷グループの役員および従業員は、当グループの「企業行動憲章」、「倫理綱領」に則り、企業倫理の重要性をよく理解し、法令・社内規程・社会規範を守り、一人ひとりが自己規律をもって、業務の遂行を図ることを宣言しています。 従業員の法令・規程などの遵守は、各部門が権限の範囲内で日常的な管理を行うとともに、企業倫理担当執行役員を委員長とする「企業倫理委員会」を設置し、企業倫理の浸透を図っています。 海外拠点においても共通の企業倫理観を持って業務を遂行できるよう、企業理念、企業行動憲章、倫理綱領などを各言語に翻訳し、周知しています。● 内部通報制度 役員や従業員による不正行為の早期発見と早期是正のため、社内通報窓口と、匿名でも相談を受け付ける社外の通報窓口からなる「倫理相談室」を設置しています。 また「内部通報規程」を制定し、通報者を保護するため、不利益取り扱いの禁止を規定しています。なお、公益通報者保護法を踏まえ、当グループと取り引き関係のある会社で働く方からの通報も受け付けています。● コンプライアンス教育 コンプライアンス意識向上のため、全グループの役員および従業員を対象にしたe-ラーニングによる教育や、階層別のコンプライアンス教育を行っています。また、日常業務において遵守すべきポイントやセルフチェックリストなどをまとめた「企業倫理ハンドブック」を全グループに配布しているほか、グループ報への啓発記事の掲載など、グループ全体の意識向上に努めています。 2018年度は、経営層向けコンプライアンス教育を実施し、グループ会社の社長を含む対象者31名全員が受講しました。● 腐敗防止・贈収賄への対応 「グループ倫理綱領」において、一般的な商習慣や社会常識を逸脱した贈答や接遇の授受を禁止しています。また、「公務員との健全で透明な関係を維持する」として国内外の公務員との適切な関係性の確保を図っています。 2018年度は、接待・贈答ポリシーを策定するとともに、接待贈答記録の管理システムの運用を開始しました。● 知的財産権の尊重 権利侵害リスクを避けるために特許検索システムを整備し、製品・サービスの開発からお客さまへの提案にいたるまで、多段階での特許調査・分析を実施し、他者の知的財産を尊重する活動をしています。 あわせて製品・サービス開発の初期から特許情報などを活用し、事業利益に貢献する特許網を構築し、当社事業の強みの育成・確保をめざして活動しています。コンプライアンスコンプライアンスはすべての活動の礎となるものです。公正で透明性のある企業をめざして、役員および従業員一人ひとりが法令を守り、高い倫理観を持って事業活動に取り組みます。公正な事業慣行Web共同印刷グループ倫理綱領https://www.kyodoprinting.co.jp/social-environment/compliance.html経営層向けコンプライアンス教育の様子◆ 内部通報件数20142015201620172018件数2件4件8件22件25件法務教育実績 31講座 受講者数 424人コンプライアンス 25

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