
ユーザーの本音を科学的に把握
アイトラッキングは、対象物を見たときの瞳孔の大きさや、滞留時間を測定し、心の動きを数値として把握することで、対象物への印象やニーズを調査する手法です。
一般的な調査では、アイトラッキングの後にアンケートを併せて実施し、潜在的・顕在的なニーズを双方から分析します。
カタログ、広告、帳票、Webなど、さまざまな分野での応用が可能です。
アイトラッキング導入の目的
本当に使いやすいデザインは、顕在的な意識を調査するだけではなく、潜在的な意識も併せて調査することが重要です。

導入事例
以下のような用途で利用できます。
装着型計測システム
- カタログ・雑誌調査
- 紙媒体広告調査
- 屋内⋯調査店舗、商業施設、展示会(イベント)会場、モデルルーム
- ドライバー視線調査
- タッチパネル調査
- 交通広告調査
- ファッション調査
- 商品デザイン比較
- 自動販売機陳列調査

ゴーグル型計測システム

キャップ型計測システム

計測イメージ
固定型計測システム
- Web調査⋯ユーザビリティ調査、自由閲覧調査、デザイン調査
- オーディション調査
- CM調査⋯TVCF、映画予告、番組予告など
- PV調査
- デザイン調査
- ファッション調査

オペレータ画面

固定型

計測イメージ
帳票改善事例 調査の進め方
多様な適用分野のなかから、帳票改善を事例に調査の進め方をご紹介します。
課題:
帳票(申込用紙など)は、特に、金融機関や、自治体が多く利用しています。生活者の記入ミスは、書き直しのオペレーションコストのほか、生活者にとっても「すぐに申し込みできなかった」などの不満につながることもあります。そのため、「記入ミスの少ない帳票」の作成が課題となっています。
帳票改善事例 帳票改善フロー
単に実施するということではなく、現状把握 → 仮説 → 検証 → 改善 のフローに沿った提案となります。
アイトラッキングだけでなく、会場調査、アンケートなどを組み合わせて実施します。

帳票改善事例 アイトラッキング調査の進め方

調査会場にて、被験者にアイカメラを装着していただきます。

アイカメラを装着した後、目の前に置いている帳票を開いていただき、内容を確認後、実際に加入・申し込みするつもりで記入します。

帳票(申込書)に記入します。

申込書・告知書の分かりやすい点、分かりにくい点、興味を持った点などを整理します。

アイカメラ終了後、全体の印象・感想、とくに書きにくかった点、内容の記憶・興味、心境変化などをインタビューします。

最後に、アンケートに回答します。
帳票改善事例 帳票改善に必要なスキル
調査分析だけでなく、制作物に落とし込むまでの一貫したスキルが必要になります。
共同印刷では、これらのスキルを有する専門チームにより、具体的な改善策に導きます。

帳票改善はアイトラッキングを活用した事例の一つです。
カタログやWebなど、さまざまな分野での改善施策が提案できます。
ぜひお問い合わせください。
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